アップグレードおよび Tenable 製品のライフサイクル
Tenable では、ほとんどの大規模環境に対して、Tenable 製品の最新バージョンによる機能とセキュリティのアップデートをご活用頂くために、Tenable 製品の四半期ごとの更新を推奨しています。
Tenable Security Center のアップグレードを計画し準備するには
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新機能、バグ修正、対応するアップグレードパス、および統合製品のバージョン要件に関して、Tenable Security Center リリースノートを確認します。
アップグレードにあたり Tenable Security Center のいくつかのバージョンをスキップする場合 (例: 5.6.2.1 から 5.12.0 へのアップグレード)、Tenable はスキップしたすべてのバージョンのリリースノートをお読みいただくことを推奨しています。スキップしたバージョンで追加された特徴や機能によっては、構成をアップグレードする必要がある場合があります。
Tenable Security Center のバージョンによっては、以下が必要となる場合があります。
- 完全な機能サポートのための、下流製品 (たとえば Tenable Nessus) に対する特定の最低限必要なバージョン
- 更新されたハードウェア最小要件の一式
- サードパーティ製品の統合のための個別のインストールまたは構成
- バックアップとフェールオーバー に記載の内容に従って、アップグレード開始前にバックアップおよびその検証を行ってください。
- アップグレードを実稼働環境に展開する前に、テスト環境で試してください。
- Tenable では、最も高い階層の Tenable Security Center インスタンスから最初にアップグレードを行うよう推奨しています。たとえば、レポート層の Tenable Security Center インスタンスをアップグレードし、次にスキャン層の Tenable Security Center インスタンスに対して行い、その後に個別のスキャナーに対して行います。
アーキテクチャの見直しとハードウェアの更新
Tenable では、3 年から 5 年ごとにアーキテクチャの見直しを行い、ハードウェアの更新を検討するよう推奨しています。基盤となる環境が変更された、あるいは規模が拡大された場合、または脆弱性のポリシーが変更された場合 (たとえば、データ保持期間を 180 日から 365 日に延長した場合) には、より頻繁に実施することをお勧めします。
Tenable 製品のライフサイクル
Tenable 製品のサポート終了 (EOS) および製品ライフ終了 (EOL) の期日に関する詳細は、Tenable ソフトウェアリリースライフサイクルマトリクスを参照してください。