バックアップとフェールオーバー

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Tenable Security Center はすべての企業、特に大規模な企業に対して、障害復旧のために Tenable Security Center のバックアップを保持するようお勧めしています。

バックアップを計画および実行する際には、次について考慮してください。

  • 一般に、リンクされたスキャナー (例: Tenable Nessus スキャナー) には脆弱性データが恒久的に保存されるわけではないため、バックアップは不要です。
  • 一般に、脆弱性のトレンドのスナップショットが、Tenable Security Center デプロイメントのストレージの大部分を消費します。このデータに対して、バックアップポリシーを別途作成することを検討してください。一度 Tenable Security Center により毎夜の脆弱性の傾向スナップショットが作成されたら、そのデータは変更されません。

  • Tenable では、揮発性のディレクトリ (たとえば /opt/sc/admin/tmp/opt/sc/data/scans) のバックアップは推奨していません。
  • Tenable Security Center ではディスク上のほとんどのデータを暗号化していないため、バックアップの暗号化を検討してください。

Tenable Security Center は、高可用性フェールオーバーのシナリオには対応していませんが、システムバックアップを利用したコールドスタンバイシステムを維持できます。