詳細設定

[Advanced Settings] (詳細設定) ページでは、Tenable Nessus の設定を手動で変更できます。Tenable Nessus のユーザーインターフェースか、コマンドラインインターフェースから詳細設定を変更できます。Tenable Nessus は、入力値を検証して、有効な設定だけが含まれるようにします。

注意: Tenable Nessus 設定を行うには、システム管理者ロールが必要です。詳細は、ユーザーを参照してください。

Tenable Nessus は、詳細設定を次のカテゴリにグループ分けします。

詳細

  • 詳細設定は、お使いのすべての Tenable Nessus インスタンスでグローバルに適用されます。

  • 詳細設定を編集するには、Tenable Nessus の管理ユーザーアカウントが必要です。
  • Tenable Nessus は、すべての詳細設定を自動更新するわけではありません。
  • 変更は反映されるまで数分かかる可能性もあります。
  • Tenable Nessus により、変更を適用するために再起動が必要な設定には、 アイコンが表示されます。
  • カスタムポリシー設定は、グローバル詳細設定よりも優先されます。

ユーザーインターフェース

設定

説明

デフォルト 有効な値 再起動が必要ですか?

Allow Post-Scan Editing (allow_post_scan_editing)

ユーザーにスキャン完了後のスキャン結果の編集を許可します。

yes yes または no no
Disable API (disable_api) インバウンド HTTP 接続を含む、API を無効にします。ユーザーはユーザーインターフェースや API を介して Tenable Nessus にアクセスできません。

no

yes または no

yes
Disable Frontend (disable_frontend) Tenable Nessus のユーザーインターフェースを無効にします。ユーザーは引き続き API を使用できます。

no

yes または no

yes
Login Banner (login_banner)

Tenable Nessus へのログインを試みた後に表示されるテキストバナー。

注意: このバナーが表示されるのは、新しいブラウザまたはコンピューターから初めてログインするときのみです。

None (なし) 文字列 no

Maximum Concurrent Web Users (global.max_web_users)

同時接続できる最大ウェブユーザー数です。

1024

これは整数で表示されます。

0 に設定した場合、制限はありません。

no
Nessus Web Server IP ( listen_address)

着信接続をリッスンする IPv4 アドレスです。127.0.0.1 に設定された場合、アクセスはローカル接続のみに制限されます。

0.0.0.0 IP アドレス形式の文字列 yes
Nessus Web Server Port (xmlrpc_listen_port) Tenable Nessus ウェブサーバーがリッスンするポートです。 8834 整数 yes
UI Theme (ui_theme)

有効になると、ユーザーインターフェースのカラーテーマがダークモードに変更されます。

注意: SELinux を有効にしている場合、[UI Theme] (UI テーマ) 設定が適切に機能しない可能性があります。

Track Os Setting [Light] (ライト)、[Dark] (ダーク)、または [Track Os Setting] (Os 設定を記録) no
Use Mixed Vulnerability Groups (scan_vulnerability_groups_mixed) 有効にすると、Tenable Nessus は、グループ内のすべての脆弱性の深刻度が同じでない限り、脆弱性グループの深刻度レベルに [Mixed] (混在) と表示します。無効にすると、Tenable Nessus は、グループ内で脆弱性が最も高い深刻度のインジケーターを表示します。 yes または no no
Use Vulnerability Groups (scan_vulnerability_groups) この機能を有効にすると、Tenable Nessus でスキャン結果の脆弱性が共通の属性別にグループ化され、結果リストが短くなります。 yes yes または no no

スキャン

設定

説明

デフォルト 有効な値 再起動が必要ですか?
Audit Trail Verbosity (audit_trail) プラグイン監査証跡の詳細度を制御します。完全な監査証跡には、Tenable Nessus が特定のプラグインをスキャンに含めなかった理由が含まれます。 full fullpartialnone no
Auto Enable Plugin Dependencies (auto_enable_dependencies)

他のプラグインが依存しているプラグインを自動で有効にします。この設定では、スキャンテンプレート設定が依存しているプラグインは有効になりません。

この機能を無効にすると、スキャンポリシーで選択済みであるプラグインの一部が実行されないことがあります。

yes yes または no no
CGI Paths for Web Scans (cgi_path)

ウェブサーバースキャンに使用する、コロンで区切られた CGI パスの一覧です。

/cgi-bin:/scripts

文字列 no
Engine Thread Idle Time (engine.idle_wait) スキャンエンジンが停止するまでにアイドル状態になる秒数です。 60 0 から 600 までの整数 no
Max Plugin Output Size (plugin_output_max_size_kb)

Tenable Nessus.nessus 形式でエクスポートするスキャン結果に含めるプラグイン出力の最大サイズ (KB)。出力が最大サイズを超過する場合、Tenable Nessus はレポートの出力を切り捨てます。

1000

これは整数で表示されます。

0 に設定した場合、制限はありません。

no
Maximum Ports in Scan Reports (report.max_ports) ポートの最大数です。スキャン結果にこの値より多くのポートが報告された場合、Tenable Nessus はポートのスキャン結果を破棄します。この制限は偽のターゲットのポートが大量に報告されるのを回避するためのものですが、スキャン結果データベースから有効な結果が削除されてしまう可能性もあります。このような問題が発生する場合は、デフォルト値を上げることをお勧めします。 1024 整数 no
Maximum Ports Reported by Portscanner Plugins (portscanner.max_ports) Tenable Nessus ポートスキャンプラグインがオープンとしてマークできるポートの最大数。これには、適切なポートスキャナーと、NASL 関数 scanner_add_port() を呼び出すプラグインが含まれます。 1024 0 から 65535 までの整数 no
Maximum Size for E-mailed Reports (attached_report_maximum_size) レポートの添付ファイルの最大サイズ (MB) を指定します。レポートが最大サイズを超える場合、メールにレポートは添付されません。Tenable Nessus は、50 MB を超えるレポート添付ファイルをサポートしません。 25 0 から 50 までの整数 no
Nessus Rules File Location (rules)

Tenable Nessus ルールファイル (nessusd.rules) の場所です。

各オペレーティングシステムのデフォルトは次のとおりです。

Linux

/opt/nessus/etc/nessus/nessusd.rules

macOS

/Library/Nessus/run/var/nessus/conf/nessusd.rules

Windows

C:\ProgramData\Tenable\Nessus\nessus\conf\nessusd.rules

お使いのオペレーティングシステムにおける Nessus の config ディレクトリ 文字列 no
Non-Simultaneous Ports (non_simult_ports) 2 つのプラグインを同時に実行できないポートを指定します。 139, 445, 3389 文字列 no
Paused Scan Timeout (paused_scan_timeout) スキャンが一時停止状態のままでいられる時間 (分) です。この時間を過ぎると Tenable Nessus がスキャンを終了させます。 0 0 から 10080 までの整数 no
PCAP Snapshot Length (pcap.snaplen) パケットキャプチャに使用できるスナップショットの長さ、すなわちキャプチャされたネットワークパケットの最大サイズです。通常、Tenable Nessus は、この値をスキャナーの NIC に応じて自動で設定します。しかし、ネットワーク設定によっては、Tenable Nessus がパッケージを切り捨て、スキャンレポートに「インターフェース X の現在のスナップショットの長さ ### が小さすぎます。」というメッセージが表示される可能性があります。この長さを増やすことで、パケットの切り捨てを回避できます。 0 0 から 262144 までの整数 no
Port Range (port_range) スキャナープラグインが検証を行うポートのデフォルトの範囲です。 default

defaultall、ポート範囲、ポートおよびポート範囲のコンマ区切りリスト

それぞれの範囲の前に T: または U: を付けて指定された UDP および TCP ポート

no
Reverse DNS Lookups (reverse_lookup) これを有効にすると、Tenable Nessus のスキャンレポートには、ターゲットが完全修飾ドメイン名 (FQDN) で表されます。この機能を無効にすると、レポートのターゲットはホスト名または IP アドレスで表されます。 no yes または no no
Safe Checks (safe_checks)

この機能を有効にすると、Tenable Nessus はアクティブな脆弱性テストではなくバナーグラビングを使った安全チェックを使用します。

yes yes または no no
Silent Plugin Dependencies (silent_dependencies) これを有効にした場合、プラグインの依存関係とその結果のリストは Tenable Nessus のレポートに含められません。ポリシーの一部として、別のプラグインに依存しているプラグインを選択できます。デフォルトでは、Tenable Nessus はこれらのプラグイン依存関係を実行しますが、レポートにはその結果を記載しません。無効にすると、Tenable Nessus は選択されたプラグインとすべてのプラグイン依存関係の両方をレポートに記載します。 yes yes または no no
Slice Network Addresses (slice_network_addresses) このオプションを設定すると、Tenable Nessus はネットワークを順に (10.0.0.1、10.0.0.2、10.0.0.3 など) スキャンせず、ネットワーク全体にワークロードを分割しようとします (たとえば、10.0.0.1、10.0.0.127、10.0.0.2、10.0.0.128 の順にスキャン)。 no yes または no no
System Default Severity Basis (severity_basis)

Tenable Nessus スキャナーと Tenable Nessus Professional では、デフォルトの深刻度ベースを設定することにより、Tenable Nessus が CVSSv2 と CVSSv3 のどちらのスコア (利用可能な場合) を使って脆弱性の深刻度を計算するかを選ぶことができます。Tenable Nessus スキャナーと Tenable Nessus Professional では、デフォルトの深刻度ベースを設定することにより、Tenable Nessus が CVSSv2、CVSSv3、CVSSv4 のどのスコア (利用可能な場合) を使って脆弱性の深刻度を計算するかを選ぶことができます。

デフォルトの深刻度ベースを変更すると、その変更はデフォルトの深刻度ベースで設定されている既存のスキャンすべてに適用されます。今後のスキャンでも、デフォルトの深刻度ベースが使用されます。

CVSS スコアと深刻度の範囲の詳細については、CVSS スコアとVPR を参照してください。

注意: この設定は Tenable Nessus Manager では利用できません。
Tenable Nessus の新規インストールの場合 : cvss_v3

既存のアップグレードされたインスタンスの場合 : cvss_v2

cvss_v2 または cvss_v3 no

ログ

設定

説明

デフォルト 有効な値 再起動が必要ですか?
Log Additional Scan Details (log_details) これを有効にすると、スキャンログには基本情報のほかに、ユーザー名、スキャン名、現在のプラグイン名が記録されます。これらの詳細を表示するには、log_whole_attack も有効にする必要があります。 no yes または no no
Log Verbose Scan Details (log_whole_attack) スキャンの詳細情報を記録します。スキャンに関する問題のデバッグに役立ちますが、ディスクの負荷が高くなる可能性があります。詳細をさらに追加するには、log_details を有効にします。 no yes または no no
Nessus Dump File Location (dumpfile)

デバッグ出力用ログファイル nessusd.dump が生成された場合に保存される場所です。

各オペレーティングシステムのデフォルトは次のとおりです。

Linux

/opt/nessus/var/nessus/logs/nessusd.dump

macOS

/Library/Nessus/run/var/nessus/logs/nessusd.dump

Windows

C:\ProgramData\Tenable\Nessus\nessus\logs\nessusd.dump

お使いのオペレーティングシステムにおける Nessus のログディレクトリ

文字列 yes
Nessus Dump File Log Level (nasl_log_type)

nessusd.dump における NASL エンジン出力の種類です。

normal 選択肢は normalnonetracefull です。 yes
Nessus Dump File Max Files (dumpfile_max_files) ディスク上に残される nessusd.dump ファイルの最大数です。ファイル数が指定された値を超えると、Tenable Nessus は最も古いダンプファイルを削除します。 100 1 から 1000 までの整数 yes
Nessus Dump File Max Size (dumpfile_max_size) nessusd.dump ファイルの最大サイズ (MB)。ファイルサイズが最大サイズを超えると、Tenable Nessus は新しいダンプファイルを作成します。 512 1 から 2048 までの整数 yes
Nessus Dump File Rotation Time (dumpfile_rotation_time) Tenable Nessus ダンプファイルのローテーションの頻度を日数で指定します。 1 1 から 365 までの整数 yes
Nessus Dump File Rotation (dumpfile_rot)

Tenable Nessus がダンプファイルをローテーションする基準が、サイズまたは時間のどちらの最大ローテーションであるかを決定します。

size size: Tenable Nessusdumpfile_max_size で指定されたサイズに基づいてダンプファイルをローテーションします。

time: Tenable Nessusdumpfile_rotation_time で指定されている時間に基づいてダンプファイルをローテーションします。

yes
Nessus Log Level (backend_log_level)

backend.log ログファイルのログ記録レベルで、どの情報をログに含めるかを決定する、ログタグのセットで指定されます。

log.json を手動で編集して、ログタグのカスタムセットを backend.log 用に設定している場合、その内容はこの設定によって上書きされます。

詳細は、ログを管理するを参照してください。

normal
  • normal - ログタグを log、info、warn、error、trace に設定します
  • debug - ログタグを log、info、warn、error、trace、debug に設定します
  • verbose - ログタグを log、info、warn、error、trace、debug、verbose に設定します
yes
Nessus Scanner Log Location (logfile)

Tenable Nessus がスキャナーのログファイルを保存する場所。

各オペレーティングシステムのデフォルトは次のとおりです。

Linux

/opt/nessus/var/nessus/logs/nessusd.messages

macOS

/Library/Nessus/run/var/nessus/logs/nessusd.messages

Windows

C:\ProgramData\Tenable\Nessus\nessus\logs\nessusd.messages

お使いのオペレーティングシステムにおける Nessus のログディレクトリ 文字列 yes
Log File Maximum Files (logfile_max_files) Tenable Nessus がディスク上に保持する nessusd.messages ファイルの最大数を決定します。nessusd.messages ログファイル数が指定された値を超えると、Tenable Nessus は最も古いログファイルを削除します。

Tenable Nessus — 100

Tenable Nessus Agent — 2

1 から 1000 までの整数

yes
Log File Maximum Size (logfile_max_size) nessusd.messages ファイルの最大サイズ (MB) を決定します。ファイルサイズが最大サイズを超えると、Tenable Nessus は新しいメッセージログファイルを作成します。

Tenable Nessus —512

Tenable Nessus Agent — 10

1 から 2048 までの整数

yes
Log File Rotation Time (logfile_rotation_time) Tenable Nessus メッセージログファイルのローテーションの頻度を日数で指定します。 1 1 から 365 までの整数 yes
Log File Rotation (logfile_rot)

Tenable Nessus がメッセージログファイルをローテーションする基準が、ローテーションの最大サイズと時間のどちらであるかを決定します。

サイズ

sizeTenable Nessus は、logfile_max_size で指定されたサイズに基づいてログファイルをローテーションします。

timeTenable Nessus は、logfile_rotation_time で指定された時間に基づいてログファイルをローテーションします。

yes
Scanner Metric Logging (scanner.metrics) スキャナーパフォーマンスのメトリックデータ収集を有効にします。 0

0 (オフ)、0x3f (プラグインメトリクスを除く全データ)、0x7f (プラグインメトリクスを含む全データ)

注意 : プラグインメトリクスを含めることで、ログファイルのサイズは大幅に増加します。Tenable Nessus では、ログファイルが自動的にクリーンアップされません。

no
Use Milliseconds in Logs (logfile_msec) この機能を有効にすると、nessusd.messages および nessusd.dump ログのタイムスタンプがミリ秒単位になります。この機能を無効にすると、ログのタイムスタンプは秒単位になります。 no yes または no yes

パフォーマンス

設定

説明

デフォルト 有効な値 再起動が必要ですか?
Database Synchronous Setting (db_synchronous_setting)

データベースの更新がどのようにディスクに同期されるかを制御します。

NORMAL は高速ですが、予期しないシステムシャットダウン (たとえば停電またはクラッシュ) の時にデータ喪失のリスクがあります。

FULL はより安全ですが、いくらかのパフォーマンスコストを伴います。

NORMAL NORMAL または FULL yes
Engine Logging (global.log.engine_details) これを有効にすると、各ターゲットがスキャン時に割り当てられたスキャンエンジンに関する追加情報が記録されます。 no yes または no
Global Max Hosts Concurrently Scanned (global.max_hosts)

Tenable Nessus がすべてのスキャンで同時にスキャンできる最大ホスト数。

ハードウェアにより変わる

整数 no
Global Max Port Scanners (global.max_portscanners) ポートスキャナーの最大数。 100 0 から 1024 までの整数 no
Global Max TCP Sessions (global.max_simult_tcp_sessions) すべてのスキャンで同時に実行できる最大 TCP セッション数です。

デスクトップオペレーティングシステム (例: Windows 10) の場合は 50。

その他のオペレーティングシステム (例: Windows Server 2016) の場合は 50000。

整数

no
Max Concurrent Checks Per Host (max_checks)

ホストごとに同時に実行できるプラグインの最大数です。

5

整数

no
Max Concurrent Hosts Per Scan (max_hosts) スキャン中に一度にチェックされるホストの最大数です。 最大 100 まで変化します。

これは整数で表示されます。

ゼロに設定された場合、デフォルト値の 100 に戻ります。

no
Max Concurrent Scans (global.max_scans) スキャナーが同時に実行できるスキャンの最大件数。 0

0 から 1000 までの整数

0 に設定した場合、制限はありません。

no
Max Engine Checks (engine.max_checks)

1 つのスキャンエンジンで同時に実行されるプラグインの最大数です。

64 整数 no
Max Engine Threads (engine.max) 並行して実行できるスキャンエンジンの最大数です。スキャンエンジンは、1 つ以上のスキャンを同時に実行して複数のターゲットのスキャンを行います (engine.max_hosts を参照)。 マシンの CPU コア数の 8 倍 整数 no
Max Hosts Per Engine Thread (engine.max_hosts) 1 つのスキャンエンジンで同時に実行されるターゲットの最大数です。 16 整数 no
Max HTTP Connections (max_http_connections) ウェブサーバーが HTTP コード 503 (サービス利用不可、接続が多すぎます) で応答するまでの同時接続の最大試行回数です。 600 整数 yes
Max HTTP Connections Hard (max_http_connections_hard)

ウェブサーバーが許可する同時接続試行の最大回数です。

3000 整数 yes
Max TCP Sessions Per Host (host.max_simult_tcp_sessions)

ホストごとに同時に実行できる最大 TCP セッション数です。

この TCP スロットリングオプションは、SYN スキャナーが送信する 1 秒あたりのパケット数も制御し、その数は TCP セッションの 10 倍になります。たとえば、このオプションを 15 に設定した場合、SYN スキャナーは最大で毎秒 150 パケットを送信します。

0

これは整数で表示されます。

0 に設定した場合、制限はありません。

no
Max TCP Sessions Per Scan (max_simult_tcp_sessions) スキャンするホストの数に関係なく、スキャン全体で確立される TCP セッションの最大数。 0

0 から 2000 までの整数です。

0 に設定した場合、制限はありません。

no
Engine Thread Pool Minimum Size (thread_pool.min) スキャンエンジンが使用できるスレッドのプールの最小サイズです。非同期タスクはこれらのスレッドによって実行されます。この値は、スレッドの最大数を制御します。 2 0 から 100 までの整数 no
Engine Thread Pool Maximum Size (thread_pool.max) スキャンエンジンが使用できるスレッドのプールの最大サイズです。非同期タスクはこれらのスレッドによって実行されます。この値は、スレッドの最大数を制御します。 200 0 から 500 までの整数 no
Minimum Engine Threads (engine.min) Tenable Nessus がターゲットをスキャンするときに最初に開始するスキャンエンジン数。エンジンが engine.optimal_hosts のターゲット数に達すると、Tenable Nessus はスキャンエンジンを engine.max に達するまで追加していきます。 マシンの CPU コア数の 2 倍 整数 no
Optional Hosts Per Engine Thread (engine.optimal_hosts) Tenable Nessus によってエンジンの追加が (最大で engine.max まで) 行われる前に、各スキャンエンジンで実行するターゲットの最小数です。 2 整数 no
Optimize Tests (optimize_test) テストの手順を最適化します。この設定を無効にすると、スキャンに通常よりも時間がかかり、誤検出が増える可能性があります。 yes yes または no no
Plugin Check Optimization Level (optimization_level)

Tenable Nessus がプラグイン実行前に行うチェックの種類を指定します。

この設定を open_ports に設定した場合、Tenable Nessus は必要なポートが空いているかどうかをチェックします。空いていない場合、プラグインは実行されません。

この設定を required_keys に設定した場合、Tenable Nessus は空いているポートをチェックし、必要なキー (KB エントリ) があるかどうかもチェックします。除外されたキーのチェックは無視されます。

None (なし) open_ports または required_keys no
Plugin Timeout (plugins_timeout) プラグインアクティビティの最長有効期間 (秒) です。 320 0 から 1000 までの整数 no
QDB Memory Usage (qdb_mem_usage) アイドル時に Tenable Nessus のメモリ使用量を調整します。Tenable Nessus が専用サーバーで実行されている場合、この項目を high に設定すると、使用するメモリが増えてパフォーマンスが向上します。Tenable Nessus を共有マシンで実行している場合、これを low に設定すると、使用するメモリは減りますが、パフォーマンスへの影響は中程度になります。 low low または high no
Reduce TCP Sessions on Network Congestion (reduce_connections_on_congestion) ネットワークが混雑しているときに、並行する TCP セッションの数を減らします。 no yes または no no
Remediations Limit (remediations_limit)

Tenable Nessus が生成し、スキャン結果に表示する修正の数を制限します。

500 ゼロより大きい整数 no
Scan Check Read Timeout (checks_read_timeout)

テストのソケットの読み取りタイムアウトです。

5 0 から 1000 までの整数 no
Stop Scan on Host Disconnect (stop_scan_on_disconnect) これを有効にすると、Tenable Nessus はスキャン中に切断したホストのスキャンを停止します。 no yes または no no
XML Enable Plugin Attributes (xml_enable_plugin_attributes) これを有効にすると、Tenable NessusTenable Security Center にエクスポートされるスキャンにプラグイン属性を含めます。 no yes または no
Webserver Thread Pool Minimum Size (www.thread_pool.min) ウェブサーバーおよびバックエンドのスレッドプールの最小サイズです。 2 0 から 100 までの整数 no
Webserver Thread Pool Maximum Size (www.thread_pool.max) ウェブサーバーおよびバックエンドのスレッドプールの最大サイズです。 200 0 から 500 までの整数 no

セキュリティ

設定

説明

デフォルト 有効な値 再起動が必要ですか?
Always Validate SSL Server Certificates (strict_certificate_validation)

初期リモートリンク中であっても、SSL サーバー証明書を常に検証します (マネージャーが信頼できるルート CA を使用する必要があります)。

no yes または no no
Cipher Files on Disk (cipher_files_on_disk) Tenable Nessus が書き出す暗号ファイルです。 yes または no yes
Force Public Key Authentication (force_pubkey_auth) Tenable Nessus のログインで公開鍵認証を使用するように強制します。 yes または no yes
Max Concurrent Sessions Per User (max_sessions_per_user) ユーザーあたりの最大同時セッションです。 0

0 から 2000 までの整数です。

0 に設定した場合、制限はありません。

no
SSL Cipher List (ssl_cipher_list)

Tenable Nessus のバックエンド接続に使用する暗号リストです。事前設定済みの暗号文字列のリストを使用するか、カスタム暗号リストまたは暗号文字列を入力します。

注意: この設定では、TLS 1.2 の暗号のみを設定します。

compatible

  • legacy - 旧式の安全でないブラウザおよび API と統合できる暗号のリスト。
  • compatible - Internet Explorer 11 を含むすべてのブラウザと互換性がある安全な暗号のリスト。最新のすべての暗号が含まれていない場合があります。

  • modern - 最新の最も安全な暗号のリスト。Internet Explorer 11 などの旧式のブラウザとは互換性がない場合があります。

  • custom - カスタム OpenSSL 暗号リスト。有効な暗号リストの形式については、OpenSSL のドキュメントを参照してください。
  • niap - NIAP 基準に準拠する暗号のリスト。

    ECDHE-RSA-AES128-SHA256:ECDHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-RSA-AES256-SHA384:ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384

yes
SSL Mode (ssl_mode)

サポートされる TLS の最小バージョンです。

tls_1_2
  • compat - TLS v1.0 以上
  • ssl_3_0 - SSL v3 以上
  • tls_1_1 - TLS v1.1 以上
  • tls_1_2 - TLS v1.2 以上
  • niap - TLS v1.2
yes

エージェントとスキャナー

注意 : 次の設定項目は、Tenable Nessus Manager でのみ利用可能です。

名前

設定

説明

デフォルト 有効な値 再起動が必要
Agent Auto Delete agent_auto_delete エージェントが非アクティブになってから agent_auto_delete_threshold で設定されている期間が経過した後、エージェントが自動的に削除されるかどうかを制御します。 no yes または no ×
Agent Auto Delete Threshold agent_auto_delete_threshold agent_auto_deleteyes に設定されている場合に、非アクティブなエージェントが自動的に削除されるまでの日数です。 60 1 から 365 までの整数 ×
Agent Auto Unlink agent_auto_unlink

エージェントが非アクティブになってから agent_auto_unlink_threshold で設定されている期間が経過した後、エージェントが自動的にリンク解除されるかどうかを制御します。

no yes または no ×
Agent Auto Unlink Threshold agent_auto_unlink_threshold

agent_auto_unlinkyes に設定されている場合に、非アクティブなエージェントが自動的にリンク解除されるまでの日数です。

注意: この値は、agent_auto_delete_threshold の値より少なくする必要があります。

30 30 から 90 までの整数 ×
Agents Progress agents_progress_viewable エージェント数がこの設定値を超えると、スキャンでエージェントから情報が収集されても、Tenable Nessus Manager はエージェントの詳細情報を表示しません。その代わりに、スキャンが完了したときに、スキャン結果が収集されて閲覧できることを示すメッセージが表示されます。 100

これは整数で表示されます。

ゼロに設定された場合、デフォルト値の 100 に戻ります。

×
Automatically Download Agent Updates agent_updates_from_feed

この機能を有効にすると、Tenable Nessus Agent ソフトウェアの新しい更新プログラムが自動でダウンロードされます。

yes yes または no
Concurrent Agent Software Updates cloud.manage.download_max エージェントの更新プログラムを同時にダウンロードできる最大数です。 10 整数 ×
Include Audit Trail Data agent_merge_audit_trail

エージェントスキャン結果の監査証跡データをメインのエージェントデータベースに含めるかどうかを決めます。監査証跡データを除外すると、エージェントスキャン結果の処理パフォーマンスが大幅に向上します。

この設定が [false] に設定されていると、個別のスキャンやポリシーの [Audit Trail Verbosity] (監査証跡の詳細) 設定がデフォルトで [No audit trail] (監査証跡なし) に設定されます。

false true または false ×
Include KB Data agent_merge_kb

メインのエージェントデータベースにエージェントのスキャン結果の KB データを含めます。KB データを除外すると、エージェントスキャン結果の処理パフォーマンスが大幅に向上します。

この設定が [false] に設定されていると、個別のスキャンやポリシーの [Include the KB] (KB を含む) 設定がデフォルトで [Exclude KB] (KB を含まない) に設定されます。

false true または false ×
Result Processing Journal Mode agent_merge_journal_mode

エージェントの結果を処理するときに使用するジャーナルモードを設定します。環境によっては、これによって処理パフォーマンスが向上する場合がありますが、クラッシュが発生した場合にスキャン結果が破損するリスクもあります。詳細は、sqlite3 のドキュメントを参照してください。

DELETE

MEMORY

TRUNCATE

DELETE

×
Result Processing Sync Mode agent_merge_synchronous_setting

エージェントの結果を処理するときに使用するファイルシステムの同期モードを設定します。この設定をオフにすると処理パフォーマンスは大きく向上しますが、クラッシュが発生した場合にスキャン結果が破損するリスクもあります。詳細は、sqlite3 のドキュメントを参照してください。

FULL

OFF

NORMAL

FULL

×
Track Unique Agents track_unique_agents この機能を有効にすると、Tenable Nessus Manager はリンクしようとしているエージェントの MAC アドレスが、同じホスト名、プラットフォーム、ディストリビューションを持つ、リンク済みエージェントの MAC アドレスと一致するかどうかをチェックします。Tenable Nessus Manager はエージェントの重複があればそれを削除します。 no yes または no ×

クラスター

注意 : 次の設定項目は、クラスタリングが有効になっている Tenable Nessus Manager でのみ利用できます。

設定

説明

デフォルト 有効な値
Agent Blacklist Duration Days (agent_blacklist_duration_days)

エージェントがクラスタノードへの再リンクからブロックされたままとなっている日数です。

たとえば、クラスター内の既存エージェントに一致する UUID にリンクしようとした場合、Tenable Nessus はエージェントをブロックします。

注意: Tenable Nessus 操作がないと、Tenable Nessus がエージェントを完全に削除または削除した後に、エージェントがブロックされます。ただし、管理者が手動でエージェントのリンクを解除して再リンクした場合、Tenable Nessusはそのエージェントを正常な状態に戻します。

7

ゼロより大きい整数

Agent Clustering Scan Cutoff (agent_cluster_scan_cutoff) 子ノードを更新することなくこの設定時間が経過すると、Tenable Nessus はスキャンを中止します。 3600 299 より大きい整数
Agent Node Global Maximum Default (agent_node_global_max_default)

グローバルのクラスタノードあたり最大デフォルトエージェント数です。

子ノードに個別の最大値を設定している場合、そちらの設定値の方がこの設定より優先されます。

10000 0 から 20000 までの整数

その他

設定

説明

デフォルト 有効な値 再起動が必要ですか?
Allow Special Characters in User Names (allow_special_chars_in_username) Tenable Nessus のユーザー名に括弧 (( および )) を使用できるかどうかを指定します。 true true または false no
Automatic Update Delay (auto_update_delay) Tenable Nessus が次回自動アップデートまで待機する時間です。 24

ゼロより大きい整数

no
Automatic Updates (auto_update)

プラグインを自動でアップデートします。この機能を有効にして Tenable Nessus を登録すると、Tenable Nessus は利用可能になった最新プラグインを Tenable から自動的に入手します。スキャナーがインターネットに接続できない独立したネットワーク上にある場合は、この設定を無効にします。

注意: この設定は、Tenable Vulnerability Management に接続された Tenable Nessus スキャナーでは機能しません。Tenable Vulnerability Management にリンクされたスキャナーは、cloud.tenable.com から更新を自動的に受信します。詳細は、ナレッジベースの記事を参照してください。

yes yes または no yes
Automatically Update Nessus (auto_update_ui)

Tenable Nessus の更新プログラムを自動ダウンロードして適用します。

注意: この設定は、Tenable Vulnerability Management に接続された Tenable Nessus スキャナーでは機能しません。Tenable Vulnerability Management にリンクされたスキャナーは、cloud.tenable.com から更新を自動的に受信します。詳細は、ナレッジベースの記事を参照してください。

yes yes または no no
Backups to keep (backup_days_to_keep)

Tenable Nessus は、24 時間ごとにバックアップファイルを自動的に作成します。この設定を使用して、Tenable Nessus がバックアップファイルを破棄するまでの日数を指定します。たとえば、この設定をデフォルトの 30 日のままにした場合、Tenable Nessus は過去 30 日間の日次バックアップファイルを保持します。

Tenable Nessus バックアップファイルの詳細については、Tenable Nessus のバックアップ を参照してください。

30 ゼロより大きい整数 no
Child Node Port (child_node_listen_port) Tenable Nessus 子ノードが別のポートで親ノードと通信できるようにします。 なし 任意の有効なポート値 yes
Initial Sleep Time (ms_agent_sleep) (Tenable Nessus Manager のみ) 管理スキャナーとエージェントリクエストの間のスリープ時間です。この設定は Tenable Nessus Manager または Tenable Vulnerability Managementでオーバーライドできます。 30 5 から 3300 までの整数 no
Java Heap Size (java_heap_size)

PDF レポートをエクスポートするときに Tenable Nessus が使用する Java ヒープサイズ (Java 仮想マシンで実行されているアプリケーションによってインスタンス化されたオブジェクトを保存するために使用されるシステムメモリ) を指定します。

auto auto または 0 より大きい整数 yes
Max HTTP Client Requests (max_http_client_requests) 管理スキャナーおよびエージェントで同時に確立できる HTTP アウトバウンド接続の最大数を指定します。 4 ゼロより大きい整数 yes
Nessus Debug Port (dbg_port) nessusdndbg クライアント接続をリッスンするポートです。空白にすると、Tenable Nessus はデバッグポートを確立しません。 None (なし) portlocalhost:portip:portのいずれかの形式の文字列 no
Nessus Preferences Database (config_file)

エンジンの環境設定項目を含む設定ファイルの場所です。

各オペレーティングシステムのデフォルトは次のとおりです。

Linux

/opt/nessus/etc/nessus/nessusd.db

macOS

/Library/Nessus/run/etc/nessus/conf/nessusd.db

Windows

C:\ProgramData\Tenable\Nessus\conf\nessusd.db

お使いのオペレーティングシステムにおける Tenable Nessus のデータベースディレクトリ 文字列 yes
Non-User Scan Result Cleanup Threshold (report_cleanup_threshold_days) 古いシステムユーザーのスキャンレポートを削除するまでの経過時間のしきい値 (日数) です。 30 ゼロより大きい整数 no
Old User Files Cleanup (old_user_files_cleanup_hours) Tenable Nessus が古いユーザーファイルをファイルシステムから削除するまでの経過時間。0 に設定すると、Tenable Nessus はクリーンアップを実行しません。 0 ゼロより大きい整数 no
Orphaned Scan History Cleanup (orphaned_scan_cleanup_days)

Tenable Nessus が取り残された Tenable Security Center のスキャンを削除するまでの経過日数。たとえば、Tenable Security Center 経由で実行されて適切に削除されなかった結果、スキャンが取り残されてしまうことがあります。

0 に設定すると、Tenable Nessus はクリーンアップを実行しません。

注意: この設定は、Tenable Security Center から起動されたネットワークスキャンにのみ適用されます。エージェントスキャンまたはウェブアプリケーションスキャンには適用されません。

30 ゼロより大きい整数 no
Packet Capture Archive Cleanup (packet_capture_archive_cleanup_days) Tenable Nessus がパケットキャプチャアーカイブをファイルシステムから削除するまでの日数。0 に設定すると、Tenable Nessus はクリーンアップを実行しません。 30 ゼロより大きい整数 no
Plugin Integrity Check Frequency (Minutes) (plugin_healthcheck_frequency) Tenable Nessus がプラグインの整合性チェックをフルで実行する頻度を分単位で決定します。 10080 1440 から 10080 までの整数 yes
Remote Scanner Port (remote_listen_port) この設定により、Tenable Nessus は、リモートエージェントおよびスキャナーとの通信専用ポート (通信ポート) と、ユーザーログイン専用のポート (管理ポート) で動作可能になります。この設定を追加することで、xmlrpc_listen_port (デフォルトは 8834) で定義されたポートではなく、別のポート (例: 9000) を管理スキャナーとエージェントにリンクできます。 None (なし) 整数 yes
Report Crashes to Tenable (report_crashes) これを有効にすると、問題を特定するために、Tenable NessusTenable, Inc. にクラッシュ情報を自動送信します。個人情報やシステム識別情報を Tenable NessusTenable, Inc. に送信することはありません。 yes yes または no no
Scan Source IP(s) (source_ip) マルチホームホストのスキャン実行時に使用するソース IP です。複数の IP がある場合、Tenable Nessus は新しい接続を実行するたびにそれらの IP を繰り返して使用します。 None (なし) 1 つの IP アドレス、またはコンマ区切りの複数の IP アドレスリスト yes
Send Telemetry (send_telemetry)

有効にすると、Tenable Nessus は機密情報ではない製品の使用状況データを、安全な方法で定期的に Tenable に送信します。

使用状況統計データとは、Tenable Nessus インターフェース内でアクセスしたページ、使用したレポートとダッシュボード、Tenable Nessus ライセンス、設定済み機能に関するデータなどを指します。Tenable はこのデータを将来の Tenable Nessus リリースのユーザーエクスペリエンスの改善に活用します。この機能はいつでも無効にすることが可能で、無効にすると使用状況統計データを Tenable と共有することはなくなります。

yes yes または no yes
User Scan Result Deletion Threshold (scan_history_expiration_days)

Tenable Nessus が完了したスキャンの履歴とデータを完全に削除するまでの日数。

注意: この設定は、Tenable Security Center から起動されたすべてのスキャナー、エージェント、ウェブアプリケーションスキャンに影響を与えます。

0

ゼロより大きい整数

0 に設定すると、Tenable Nessus は履歴を保持します。

no
Windows Minidump (windows_minidump) Windows 用 Tenable Nessus がクラッシュした場合、Tenable Nessus が Windows ミニダンプファイルをログフォルダーに生成するかどうかを決定します。 yes または no no

Custom (カスタム)

すべての詳細設定が Tenable Nessus ユーザーインターフェースに取り込まれるわけではありませんが、一部の設定はコマンドラインインターフェースで設定できます。作成したカスタム設定項目は、[Custom] (カスタム) タブに表示されます。

次の表は、デフォルトでは Tenable Nessus に表示されないものも含め、設定できる詳細設定を示しています。

識別子

説明

デフォルト 有効な値
acas_classification

Tenable Nessus ユーザーインターフェースの上部と下部に分類バナーを追加し、最後に成功したログインと失敗したログインの通知をオンにします。

None (なし) 分類なし (緑)、機密 (青)、シークレット (赤)、カスタム値 (オレンジ) です。
multi_scan_same_host

無効になっている場合、ホストに負荷を掛けないよう、Tenable Vulnerability Management は単一の IP アドレスに解決される複数のターゲットを 1 つのスキャナーが同時にスキャンしないようにします。代わりに Tenable Vulnerability Management スキャナーは、IP アドレスがスキャナー上の同じスキャンタスクまたは複数のスキャンタスクに複数回現れた場合、IP アドレスのスキャンを順番に実行します。スキャン完了までの時間が長くなる可能性があります。

有効になっている場合、Tenable Vulnerability Management スキャナーは、1 つの IP アドレスに解決される複数のターゲットを同じスキャンタスク内で、または複数のスキャンタスクにまたがって同時にスキャン可能です。スキャンの完了までの時間は短くなりますが、スキャンターゲットに負荷が掛かり、タイムアウトおよび不完全な結果が生じる可能性があります。

no yes または no
merge_plugin_results

同一ホスト、ポート、プロトコルで複数の結果を生成するプラグインのプラグイン結果の統合をサポートします。Tenable は、Tenable Security Center にリンクされているスキャナーに対してこのオプションを有効にすることをお勧めします。

no yes または no
nessus_syn_scanner.global_throughput.max Tenable Nessus がポートスキャン中に送信する 1 秒あたりの SYN パケットの最大数 (Tenable Nessus が並行してスキャンするホスト数とは無関係) を設定します。この設定は、大量の SYN パケットに対するリモートデバイスの脆弱性に応じて調整します。 65536 整数
login_banner

Tenable Nessus へのログインを試みた後に表示されるテキストバナー。このバナーが表示されるのは、新しいブラウザまたはコンピューターから初めてログインするときのみです。

None (なし) 文字列

timeout.<plugin ID>

<plugin ID>にプラグイン ID を入力します。Tenable Nessus がプラグインを停止するまでに、Tenable Nessus がそのプラグイン <pluginID> の実行を許可する最大時間 (秒)。このオプションをプラグインに設定すると、この値が plugins_timeout よりも優先されます。 None (なし) 0 から 86400 までの整数