IoT コネクタの管理

必要な OT Security ユーザーロール: 管理者、スーパーバイザー

OT Security では、管理されているモノのインターネット (IoT) のすべてのデバイスをそれぞれのアプリケーションサーバーにマッピングできます。これを行うには、IoT コネクタエンジンを設定し、特定のアプリケーションサーバーから資産を同期します。

たとえば、IP カメラの場合、それを管理するビデオ管理システム (VMS) サーバーが表示されます。OT Security[インベントリ] ページで、VMS アプリケーションサーバーに移動すると、[インベントリ] > [関連資産] ページに、そのサーバーが管理しているすべてのカメラが表示されます。

注意: デフォルトでは、IoT コネクタから資産をインポートする場合、OT Security はデバイスの MAC アドレスとともに IP アドレスをインポートします。MAC アドレスのみをインポートするには、設定] > [環境設定] > [資産設定] に移動し、[IoT 資産の IP アドレスをフェッチ] オプションを無効にします。

IoT コネクタエージェントの要件

要件カテゴリ 最小要件
オペレーティングシステム
  • Windows XP、7、10、11。Windows Server 2003、2008、2012、2016、2019、2022

  • Ubuntu 20.x または 22.x

メモリ 1GB
ディスク容量 1GB
CPU 専用の CPU 能力が 10% 以上あるハードウェア。

IoT コネクタエンジン

OT Security には、ご使用の IoT/VMS サーバーと統合できる IoT コネクタエンジンが含まれています。

このエンジンは 2 つの接続方法をサポートしています。リモートアプリケーション API サービス経由の認証とエージェント経由の接続です。アプリケーションサーバーとエンジンを統合すると、OT Security は、カメラ、バッジアクセスシステム、火災パネルなど、管理対象のすべてのデバイスをインポートします。

IoT コネクタに関して次のタスクを実行できます。

IoT コネクタの追加

  1. [データ収集] > [データソース] ページで、[IoT コネクタ] タブをクリックします。

    [IoT コネクタ] ページが表示されます。

  2. 右上の [IoT コネクタの追加] をクリックします。

    ドロップダウンメニューが表示されます。

  3. 次のいずれかのオプションを選択します。

    OT Security によりコネクタが保存され、[IoT コネクタ] ページに表示されます。

IoT コネクタにリンクされた資産を表示する

アプリケーションサーバーに接続すると、アプリケーションサーバーによって管理されている関連する資産やサービスを表示できます。

サーバーによって管理されているすべてのデバイスを表示する方法

  1. [インベントリ] > [すべての資産] に移動します。

    [すべての資産] ページが表示されます。

  2. [検索] ボックスを使用して、アプリケーションサーバーを検索します。

    選択したアプリケーションサーバーのページが、管理するデバイスのリストとともに表示されます。

IoT 接続をテストする

IoT コネクタを追加後、OT Security が到達できるかどうかをテストできます。

  1. [IoT コネクタ] テーブルで、次のいずれかを実行します。

    • テストする IoT コネクタの行を右クリックし、[テスト接続] を選択します。

    • テストする IoT コネクタを選択し、[アクション] > [テスト接続] をクリックします。

    OT Security は、テストを実行してコネクタに到達できるかどうかを検証します。

IoT コネクタを編集する

  1. [IoT コネクタ] テーブルで、次のいずれかを実行します。

    • 編集する IoT コネクタの行を右クリックし、[編集] を選択します。

    • 編集する IoT コネクタを選択し、[アクション] > [編集] をクリックします。

    [エージェント/リモート API 経由で IoT コネクタを編集] パネルが表示されます。

  2. 必要に応じて詳細を変更します。

  3. [保存] をクリックします。

    OT Security が IoT コネクタの更新内容を保存します。

IoT コネクタの削除

  1. [IoT コネクタ] テーブルで、次のいずれかを実行します。

    • 削除する IoT コネクタの行を右クリックし、[削除] を選択します。

    • 削除する IoT コネクタを選択し、[アクション] > [削除] をクリックします。

    OT Security は IoT コネクタを削除します。

    注意: IoT コネクタを削除すると、OT Security はアプリケーションサーバーから IoT コネクタエージェントをアンインストールします。同じアプリケーションサーバーをエージェント経由で接続するには、OT Security IoT コネクタエージェントを再インストールする必要があります。