スキャナー容量
Tenable Vulnerability Management は、スキャナーが処理できるタスクの数を効率的に判断するために、スキャンを分散するときに次の 3 種類のスキャナー容量を考慮します。
- ターゲット容量: スキャナーが同時にスキャンできる資産数この値のデフォルトは、プロセッサ数や利用可能なメモリ量などのスキャナーのハードウェアリソースに基づきます。
- タスク容量: スキャナーが同時に実行できるタスク (スキャンの一部) の数スキャナーのタスク容量は、ターゲット容量に基づいて決まります。
- ジョブ容量: スキャナーが一度にタスクを含めることができる異なるジョブの数これにより、スキャンを非同期的に行うことができ、空き容量のあるスキャナーが異なるスキャンから派生したタスクでも複数のタスクを完了できるようになります。スキャナーのジョブ容量がフルの場合でも、すべてのジョブのタスクを完了できるよう、ジョブ容量は常にタスク容量を下回るようになっています。
スキャナーグループ容量
Tenable Vulnerability Management では、スキャンの分散時にスキャナーグループのジョブ容量も考慮します。利用可能な容量がある場合、スキャナーグループレベルのジョブはタスクに分割されます。これらのジョブからのタスクは、グループ内のスキャナー間に分配されます。