スキャン結果のエクスポート

必要なスキャンのアクセス許可: 表示可

インポートされたスキャン結果、および Tenable Vulnerability Management がスキャナーから直接集めた結果の両方をエクスポートすることができます。

Tenable Vulnerability Management は、個別のスキャン結果を 15 か月が経過するまで保持します。

注意:

  • フィルターは Tenable Web App Scanning のエクスポートには適用できません。すべての結果がエクスポートされます。

  • アーカイブされたスキャン結果 (つまり、35 日よりも前の結果) の場合、Tenable Vulnerability Management により、エクスポートタイプが .nessus ファイルと .csv ファイルに制限されます。

  • スキャンがアクティブに実行中の場合、Tenable Vulnerability Management インターフェースに [エクスポート] ボタンは表示されません。スキャンが完了するのを待ってから、スキャン結果をエクスポートしてください。

個別のスキャン結果をエクスポートする方法

  1. 左側のナビゲーションで、 [スキャン] をクリックします。

    [スキャン] ページが表示されます。

  2. [スキャン] で、[脆弱性管理スキャン][ウェブアプリケーションスキャン] の表示を選択します。

  3. [フォルダー] セクションで、表示するスキャンを読み込むフォルダーをクリックします。

    選択したフォルダーでスキャンを表示するようスキャンテーブルが更新されます。

  4. 次のいずれかを行います。

    場所 エクスポートの範囲
    スキャンの表
    1. スキャンの表で、エクスポートするスキャンにカーソルを合わせます。

    2. 多く表示 ボタンをクリックします。

      メニューが表示されます。

    3. [エクスポート] をクリックします。

      [エクスポート] プレーンが表示されます。

    注意: スキャンに複数のターゲットがある場合、スキャンの表からスキャン結果をエクスポートできません。複数のターゲットがあるスキャンの場合、[スキャンの詳細] ページから各ターゲットのスキャン結果をエクスポートできます。

    スキャンの詳細
    1. スキャンの表で、エクスポートするスキャンをクリックします。

      スキャンの表の下に、スキャンの詳細プレーンが表示されます。

    2. [スキャンアクション] ボタンをクリックします。

      メニューが表示されます。

    3. [エクスポート] をクリックします。

      [エクスポート] プレーンが表示されます。

  5. エクスポート形式を選択します。

    形式 説明 アーカイブされたスキャン結果に対応
    Tenable Vulnerability Management スキャン
    PDF - カスタム

    Adobe .pdf ファイルです。

    注意: Tenable Vulnerability Management では、40 万件を超える個別のスキャン結果を含む PDF ファイルはエクスポートできません。

    PDF - Executive Summary

    Adobe .pdf ファイルです。

    注意: Tenable Vulnerability Management では、40 万件を超える個別のスキャン結果を含む PDF ファイルはエクスポートできません。

    HTML - カスタム Web ベースの .html ファイルです。
    HTML - Executive Summary Web ベースの .html ファイルです。
    Nessus

    XML フォーマットの .nessus ファイル。ターゲットのリスト、ユーザーが定義したスキャンの設定、およびスキャン結果が含まれます。Tenable Vulnerability Management がパスワード認証情報を除去するので、パスワードが XML にプレーンテキストとしてエクスポートされることはありません。.nessus ファイルをユーザー定義のスキャンテンプレートとしてインポートする場合は、すべての認証情報にパスワードを再適用する必要があります。

    他のエクスポート形式とは異なり、.nessus ファイルには個別のオープンポートの検出結果が含まれます。これにより、組織が Tenable Vulnerability ManagementTenable Security Center を統合する場合でも、引き続き Tenable Security Center でオープンポートの検出結果を表示できます。

    CSV

    スキャン結果のみを含む .csv テキストファイル

    注意: スキャン結果を .csv ファイルとしてエクスポートする場合、深刻度はユーザーが設定した深刻度メトリクスにかかわらず、常に CVSSv2 スコアで表示されます。コンプライアンススキャン結果を .csv ファイルとしてエクスポートする場合、[リスク] 列の結果は次の値に置き換えられます。

    • PASSED の結果が [なし]と表示される

    • WARNING の結果が [中] と表示される

    • FAILED の結果が [高] と表示される

    Tenable Web App Scanning スキャン
    HTML ターゲット、スキャン結果、スキャンの注記のリストを含むウェブベースの .html ファイル。 該当なし
    PDF

    ターゲット、スキャン結果、スキャンの注記のリストを含む Adobe .pdf ファイル。

    注意: Tenable Vulnerability Management では、40 万件を超える個別のスキャン結果を含む PDF ファイルはエクスポートできません。

    該当なし
    Nessus

    XML フォーマットの .nessus ファイル。ターゲットのリスト、ユーザーが定義したスキャンの設定、およびスキャン結果が含まれます。Tenable Vulnerability Management がパスワード認証情報を除去するので、パスワードが XML にプレーンテキストとしてエクスポートされることはありません。

    該当なし
    CSV スキャン結果のみを含む .csv テキストファイル。 該当なし
    JSON ターゲットのリスト、ユーザーが定義したスキャンの設定、スキャン結果が含まれる、.json ファイル。Tenable Vulnerability Management がパスワード認証情報を除去するので、パスワードが JSON にプレーンテキストとしてエクスポートされることはありません。 該当なし
  6. Tenable Vulnerability Management スキャンでは、[PDF - カスタム] または [HTML - カスタム] 形式を選択した場合、

    • 既定の [データ] 設定を維持します ([脆弱性] が選択されています)。
    • エクスポートファイルでスキャン結果をグループ化する方法に応じて、[グループ化] リストから [資産] または [プラグイン] のいずれかを選択します。
  7. [エクスポート] をクリックします。

    Tenable Vulnerability Management によりエクスポートファイルが作成されます。ブラウザの設定によっては、ブラウザがエクスポートファイルを自動的にコンピューターにダウンロードするか、続行する前にダウンロードの確認を促すメッセージを表示されます。