エアギャップ環境

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Tenable Security Center をエアギャップ (オフライン) 環境に展開する場合は、次のことに留意してください。

アーキテクチャ

Tenable Security Center およびスキャナーのセットを、それぞれのエアギャップネットワーク内に展開する必要があります。

他のネットワークからのデータを、エアギャップされたネットワークで生成されたデータと統合する場合、オフラインリポジトリを使用して、エアギャップされた Tenable Security Center から他の Tenable Security Center インスタンスへとデータをエクスポートできます。これは、統合されたレポート構造と連結されたレポート構造の両方に対応します。

アップグレードと更新

Tenable では、Tenable Security Center のアップグレードを少なくとも年 1 回 (四半期ごとが望ましい)、プラグインやフィードの更新を少なくとも月 1 回行うことを推奨しています。プラグインの更新を実施した後は、包括的なスキャンを実行し、新しい脆弱性データを活用して最新のスキャン結果を生成してください。

注意: いくつかのプラグインはインターネットアクセスを必要とし、エアギャップ環境では実行できません。たとえば Tenable Nessus プラグイン 52669 は、ホストがボットネットの一部かどうかをチェックするものです。

プラグインの更新またはフィードの更新を実施した後は、ナレッジベースの記事に記載されている通り、ファイルを検証してください。

Tenable Security Center のアップグレード、プラグインの更新、フィードの更新をオフラインで実行するには

ヒント: API を使用することで、Tenable Security Center のアップグレードおよびプラグインの更新プロセスの一部を自動化できます。

  1. ブラウザ内または API 経由でファイルをダウンロードします。
  2. ファイルの完全性を検証します。
  3. ファイルを Tenable Security Center インスタンスに移動します。
  4. ファイルを Tenable Security Center にアップロードします。

Tenable Nessus Agents

エアギャップで Tenable Nessus Agent を管理するために Tenable Nessus Manager を導入している場合、Tenable Nessus Manager でオフラインのソフトウェアアップデート (Tenable ダウンロードサイトの nessus-agent-updates-X.X.X.tar.gz) を実行してください。Tenable Nessus Manager により、管理対象の Tenable Nessus Agent にアップデートが展開されます。

詳細は、ナレッジベースの記事を参照してください。