Tenable Identity Exposure 3.19 オンプレミス (2022 年 4 月 20 日)

新機能

  • スケーラビリティ — 露出インジケーター (IoE) の動的なアクティブ化および非アクティブ化。

  • LDAP 認証 — SASL バインディングを有効/無効にする機能。詳細は、Tenable Identity Exposure 管理者ガイドの LDAP を使用した認証を参照してください。

  • メモリキャッシュTenable Identity Exposure のメモリ消費を大幅に改善することにより、攻撃インジケーター (IoA) を改良しました。

  • 新しい攻撃インジケーター (詳細については、Tenable Identity Exposure 攻撃インジケーターリファレンスガイドを参照してください。)

    • DPAPI ドメインのバックアップキー抽出攻撃インジケーターは、LSA RPC 呼び出しを使用してバックアップキーにアクセスするさまざまな攻撃ツールを検出できます。

    • 大量のコンピューターに対する偵察: Active Directory ターゲットに対して膨大な数の認証リクエストを生成する偵察攻撃を検出します。

    • ローカル管理者の列挙: Active Directory のデータ列挙攻撃を検出します。

    • NTDS 抽出: NTDS 抽出とは、パスワードハッシュや Kerberos キーなど、Active Directory のシークレットを保管している NTDS.dit データベースから盗取するために攻撃者が使う手法を指します。

    • SAM 名のなりすまし: この攻撃インジケーターは、標準アカウントから 2 つの脆弱性を悪用してドメインの権限昇格ができる、セキュリティ関連のスキルが全くない攻撃者でも実行できる行為を検出します。

    • Kerberoasting 攻撃インジケーターは、Active Directory サービスアカウントの認証情報を標的とする Kerberoasting 攻撃を検出して警告します。

  • Windows Server 2022 — Windows Server 2022 のオンプレミスサポート。

  • Caroli コンポーネントの廃止 — プラットフォームのパフォーマンスを最適化するために廃止されました。

  • InfluxDB および Equuleus の廃止 — プラットフォームのパフォーマンスとデータの一貫性を最適化するために廃止されました。

    注意: オンプレミスインストールでは、Tenable Identity Exposure のデータベース実装の変更に伴い、アップグレード中にダッシュボードの履歴データが失われます。また、オンプレミスのプラットフォームでは、ユーザー、デバイス、コンプライアンススコアの統計の履歴が失われます。ユーザー / 逸脱カウントおよびコンプライアンススコア用のウィジェットは、再初期化後に最新の値を復元します。ただし、折れ線グラフのウィジェットにはデータポイントが 1 つしかなく、その値は徐々に復元されます。
  • ドメイン接続テスト — 追加または変更する前のドメイン接続 (LDAP および SYSVOL) をテストできます。

  • スケーラビリティ Tenable Identity Exposure は、解決された逸脱を有用ではないものと見なし、6 か月後にデータベースから消去します。
  • 露出インジケーター (IoE)権限のあるユーザーに対する露出インジケーター (IoE) ログオン制限が改善しました。
  • ワークロードクォータ — 同時に実行される攻撃インジケーター数の制限を調整する新機能です。

  • 攻撃経路: Active Directory の関係性を探索するための新しいグラフィック表示。

    • [影響範囲]: 侵害された可能性のある資産から発生した AD 内のラテラルムーブメントを評価します。

    • [攻撃経路]: 特定のエントリポイントから資産に到達する権限昇格の手法を予測します。

    • [露出資産]: サイバー空間に露出した資産の視覚化を使用して資産の脆弱性を測定し、すべての昇格経路に対処します。

  • ハニーアカウント — Kerberoasting 攻撃インジケーターがログインまたはサービスリクエストを検出できるようにします。詳細については、「Tenable Identity Exposure 管理者ガイド」のハニーアカウントを参照してください。

  • API エンドポイント — API を使用してデータベースから Active Directory オブジェクトを取得します。

  • Tenable Identity Exposure は、LDAP コンテナの変更 (移動や名前の変更など) をコンテナの子に伝播します。

バグ修正

パッチ