エージェントプロファイル

を使用する場合に必要な ユーザーロールTenable Nessus Manager: 管理者またはシステム管理者

Tenable Nessus Manager で、エージェントプロファイルを作成することで、リンクされたエージェントの動作をカスタマイズおよび管理できます。エージェントプロファイルを使用すると、特定のエージェントグループに対してさまざまな設定を行なえます。

プロファイルを使用して次の操作を実行できます。

  • テスト用または標準化用に特定のエージェントバージョンを割り当てる

異なるプロファイルにエージェントを割り当てることで、環境のさまざまなセグメントに固有の設定を適用することができ、これによってエージェントの動作をきめ細かく制御できます。

エージェントプロファイルには次の 2 種類があります。

  • デフォルト — カスタムプロファイルに割り当てられていない場合にエージェントまたはエージェントグループが属するプロファイル。デフォルトプロファイルの名前と説明をコピー、削除、編集することはできません。

  • カスタムプロファイル - 自分で作成するカスタムプロファイル。カスタムプロファイルを使用すると、ビジネスニーズに基づいてさまざまなエージェントとエージェントグループを関連付けて設定できます。

注意: 1 つのエージェントは 1 つのプロファイルにのみ割り当てることができます。

注意: エージェントプロファイルのバージョンは、エージェントの更新プランの設定をオーバーライドします。エージェントにフリーズ期間を割り当てると、フリーズ期間はエージェントの更新プランとエージェントプロファイルの両方をオーバーライドします。この場合、エージェントは現在のバージョンのままで、エージェントがフリーズ期間に割り当てられている限り、そのエージェントのソフトウェア更新は発生しません。

エージェントプロファイルを管理する方法

  1. 上部のナビゲーションバーで、[Sensors] (センサー) をクリックします。

    [Linked Agents] (リンクされたエージェント) ページが表示されます。デフォルトでは、左側のナビゲーションメニューで [Linked Agents] (リンクされたエージェント) が選択され、[Linked Agents] (リンクされたエージェント) タブがアクティブな状態となっています。

  2. 左側のナビゲーションバーで [Agent Profiles] (エージェントプロファイル) をクリックします。

    [Agent Profiles] (エージェントプロファイル) ページが表示されます。

エージェントプロファイルを管理するには、次の手順を使用します。

オフラインモードでのエージェントプロファイルの管理

Tenable Nessus Managerオフラインモードになっている間に、新しいエージェントプロファイルの [Version] (バージョン) オプションを追加するには、次の手順を行います。

  1. Tenable Agent ダウンロードページから nessus-agent-updates-<agent version>.tar.gz ファイルをダウンロードします。

  2. nessuscli ツールで次のコマンドを実行して、tar.gz ファイルを Tenable Nessus Manager にアップロードします。

    コピー
    nessuscli update <tar.gz filename> --agent-version

    tar.gz ファイルが Tenable Nessus Manager にアップロードされます。

    Tenable Nessus Manager がファイルをダウンロードすると、エージェントバージョンの作成またはアップデート時に、新しいエージェントバージョンを [Version] (バージョン) ドロップダウンで選択できるようになります。たとえば、 nessus-agent-updates-10.9.1.tar.gzをアップロードした場合、エージェントプロファイルのバージョンを 10.9.1 に設定できるようになりました。