SCAP 設定

セキュリティコンテンツ自動化プロトコル (SCAP) は、企業の脆弱性とポリシーのコンプライアンスにおける自動管理を有効にするオープンスタンダードです。OVAL、CVE、CVSS、CPE、FDCC ポリシーなど、複数のオープンスタンダードおよびポリシーが使用されています。

SCAP and OVAL Auditing テンプレートを選択すると、SCAP の設定を変更できます。

選択肢は Linux (SCAP)Linux (OVAL)Windows (SCAP)Windows (OVAL) です。各オプションの設定について次の表で説明します。

設定 デフォルト値 説明
Linux (SCAP)またはWindows (SCAP)
SCAP File None (なし) SCAP のフルコンテンツ (バージョン 1.0 と 1.1 は XCCDF、OVAL、CPE、バージョン 1.2 は DataStream) を含む有効な zip ファイル。
SCAP Version 1.2 アップロード済みの SCAP ファイルにあるコンテンツに適した SCAP バージョン。
SCAP Data Stream ID None (なし)

(SCAP バージョン 1.2 のみ) SCAP XML ファイルからコピーした Data Stream ID。

例:

<data-stream id="scap_gov.nist_datastream_USGCB-Windows-7-1.2.3.1.zip">
SCAP Benchmark ID None (なし)

SCAP XML ファイルからコピーしたベンチマーク ID。

例:

<xccdf:Benchmark id="xccdf_gov.nist_benchmark_USGCB-Windows-7">
SCAP Profile ID None (なし)

SCAP の XML ファイルからコピーしたプロファイル ID です。

例:

<xccdf:Profile id="xccdf_gov.nist_profile_united_states_government_configuration_baseline_version_1.2.3.1">
OVAL Result Type システムの特徴と全結果

結果ファイルに含める情報。

結果ファイルの種類には、システム特性データを含む完全な結果、システム特性データを除外した結果、簡単な結果があります。

Linux (OVAL) または Windows (OVAL)
OVAL definitions file None (なし) OVAL スタンドアロンコンテンツを含む有効な zip ファイル。