macOS での Tenable Nessus Agent のインストール
次の手順を使用して、macOS システムに Tenable Nessus Agent をインストールします。インストール後、エージェントをマネージャー (Tenable Vulnerability Management または Tenable Nessus Manager) にリンクします。これにより、インストールの完了後にエージェントがスキャンデータの送信を開始できるようになります。
始める前に
- Tenable Nessus Agent リンクキーを取得します。詳細については、使用しているマネージャーに応じて、Tenable Nessus ユーザーガイド または Tenable Vulnerability Management ユーザーガイドを参照してください。
- Tenable Nessus Agent が事前にシステムにインストールされている場合、リンクエラーを回避する方法に関するナレッジベースの記事を参照してください。
警告: nessusd
を実行している既存の Tenable Nessus Agent、Tenable Nessus Manager、Tenable Nessus スキャナーがすでに存在するシステムに Tenable Nessus Agent をインストールする場合、インストールプロセスにより他のすべての nessusd
プロセスが強制終了されます。この結果スキャンデータが失われる場合があります。
Tenable Nessus Agent のダウンロード
Tenable Nessus Agent のダウンロードページで、ご利用のオペレーティングシステムに固有のパッケージをダウンロードします。
エージェントパッケージをダウンロードしたら、エージェントをインストールします。
エージェントのインストール
注意: 次の手順を実行するには、root 権限が必要です。
GUI インストールウィザードまたはコマンドラインを使用して、Tenable Nessus Agent をインストールできます。
GUI インストール
- Nessus Agent .dmg (Mac OS ディスクイメージ) ファイルをダブルクリックします。
- Install Nessus Agent.pkg をダブルクリックします。
- Nessus Agent インストールウィザードを終了します。
コマンドラインインストール
Install Nessus Agent.pkg
と.NessusAgent.pkg
をNessusAgent-<version number>.dmg
から展開します。注意: .NessusAgent.pkg ファイルは通常 macOS Finder では表示されません。- ターミナルを開きます。
- コマンドラインから、次のコマンドを入力します。
エージェントのインストールが完了したら、エージェントをマネージャーにリンクします。
ヒント: リンクする前にフルプラグインセットをインストールすると、一括インストール実行中に消費される帯域幅を減らすことができます。これは、プラグインセットの場所を指定する --file パラメーターを指定して nessuscli agent update コマンドを使用して行うことができます。この作業は Tenable Nessus Agent を開始する前に行う必要があります。例
このプラグインセットは 5 日以内に入手したものである必要があります。入手後 5 日を超える古いプラグインセットでは、フルプラグインのダウンロードが強制的に開始されます。最新のプラグインセットは、Tenable Nessus Agent ダウンロードページからダウンロードできます。
コマンドラインを使用したエージェントのリンク付け
macOS でエージェントをリンクするには、次のようにします。
- ターミナルを開きます。
-
コマンドラインから、
nessuscli agent link
コマンドを使用します。例
# sudo /Library/NessusAgent/run/sbin/nessuscli agent link
--key=00abcd00000efgh11111i0k222lmopq3333st4455u66v777777w88xy9999zabc00
--name=MyOSXAgent --groups=All --host=yourcompany.com --port=8834注意: リンクコマンド全体をコピーして、同じ行に貼り付ける必要があります。そうしないと、エラーが表示されます。
エージェントコマンドラインのリンク付けパラメーターこのコマンドがサポートする引数は次のとおりです。
引数 必須 値 --key 〇
(必須) マネージャーから取得した値を使用してください。
マネージャーからリンクキーを取得するには、使用しているマネージャーに応じて、Tenable Nessus ユーザーガイド または Tenable Vulnerability Management ユーザーガイドを参照してください。
--host 〇 --port 〇 --name
✕ エージェントの名前を指定します。エージェントの名前を指定しない場合、エージェントをインストールしているコンピューターの名前にデフォルトで設定されます。 --groups ✕ エージェントを追加したい既存のエージェントグループを指定します。インストールプロセス中にエージェントグループを指定しない場合、Tenable Nessus Manager または Tenable Vulnerability Management で、リンクされたエージェントをエージェントグループに後から追加できます。
注意: エージェントグループ名は、大文字と小文字を区別し、正確に一致する必要があります。エージェントグループ名は引用符で囲む必要があります (例: --groups="My Group")。
--offline-install ✕ Tenable Nessus Agent は、オフラインでもシステムにインストールできます。コマンドラインのオプション NESSUS_OFFLINE_INSTALL="yes" をコマンドライン入力に追加します。Tenable Nessus Agent は、定期的に Tenable Vulnerability Management または Tenable Nessus Manager へのリンクを試みます。
エージェントがコントローラーに接続できない場合、1 時間ごとに再試行します。また、コントローラーには接続できてもリンクに失敗する場合は、24 時間ごとに再試行します。
--cloud ✕ --cloud の引数を指定し、Tenable Vulnerability Management にリンクします。
--cloud 引数は、--host=cloud.tenable.com --port=443 を指定するためのショートカットです。
注意: 中国本土にある Tenable Nessus スキャナー、Tenable Nessus Agents、Tenable Web App Scanning スキャナー、または Tenable Nessus Network Monitor (NNM) を介して Tenable Vulnerability Management に接続している場合は、sensor.cloud.tenable.com ではなく sensor.cloud.tenablecloud.cn で接続する必要があります。
注意: エージェントの Tenable Vulnerability Management へのリンクについての詳細は、Tenable Vulnerability Management ユーザーガイドのセンサーのリンクを参照してください。
--network ✕ Tenable Vulnerability Management にリンクされたエージェントの場合、エージェントをカスタムネットワークに追加します。ネットワークを指定しない場合、エージェントはデフォルトのネットワークに属することになります。
エージェントをインストールしてリンクしたら、Tenable では、マネージャーのユーザーインターフェースでエージェントを表示して、エージェントがマネージャーに正常にリンクされていることを確認することを推奨しています。
ヒント: エージェントのクローンを作り、Tenable Nessus Manager または Tenable Vulnerability Management にリンクしようとすると 409 エラーが表示される場合があります。このエラーは、/private/etc/tenable_tag
ファイルで、別のマシンが同じ UUID 値でリンクされたために表示されます。この問題を解決するには、/private/etc/tenable_tag
ファイルのこの値を有効な UUIDv4 値に置き換えます。
リンクされたエージェントの検証
エージェントをインストールしてリンクしたら、次の手順に沿って、マネージャーのユーザーインターフェースで新しいエージェントを表示します。
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Tenable Vulnerability Management でリンクされたエージェントを検証する方法
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左上にある ボタンをクリックします。
左側にナビゲーションプレーンが表示されます。
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左のナビゲーションプレーンで [設定] をクリックします。
[Settings] (設定) ページが表示されます。
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[Sensors] (センサー) タイルをクリックします。
[Sensors] (センサー) ページが表示されます。デフォルトでは、左側のナビゲーションメニューで [Nessus Scanners] (Nessus スキャナー) が選択され、[Cloud Scanners] (クラウドスキャナー) タブがアクティブとなります。
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左のナビゲーションメニューで、[Nessus Agent] をクリックします。
[Nessus Agent] ページが表示され、[Linked Agents] (リンクされたエージェント) タブがアクティブになります。
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リンクされたエージェントの表で新しいエージェントを見つけます。
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Tenable Nessus Manager でリンクされたエージェントを検証する方法
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上部のナビゲーションバーで、[Sensors] (センサー) をクリックします。
[Linked Agents] (リンクされたエージェント) ページが表示されます。
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リンクされたエージェントの表で新しいエージェントを見つけます。
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