攻撃インジケーターのインストールスクリプト

IoA デプロイメントの EDR 除外の設定

攻撃インジケーター (IoA) のデプロイメントを成功させるには、使用しているエンドポイントセキュリティソフトウェアに合わせて調整する必要があります。IoA のデプロイメントでは、スケジュールされたタスクによってトリガーされる PowerShell スクリプトが使用されるため、エンドポイント検知と対応 (EDR) ツールによっては、不審なアクティビティとしてフラグが立てられる場合があります。

スクリプトを許可する方法

  1. スクリプト署名を生成します。デプロイメントスクリプトの特定バージョンに対して一意のファイルハッシュを指定します。

    1. PowerShell を開きます。

    2. Register-TenableIOA.ps1 スクリプトを使用して次のコマンドを実行します。

      コピー
      .\Register-TenableIOA.ps1 -GetSignatureToWhitelist
    3. 出力に表示される SHA256 ファイルハッシュをコピーします。

  1. EDR でハッシュを許可します。

    1. 使用してる EDR の設定インターフェースにログインします。

    2. 除外セクションか許可リストセクションに移動します。

    3. ステップ 1 でコピーした SHA256 ハッシュを追加します。

    4. 変更を保存し、ポリシーがエンドポイントに伝播されるのを待ちます。

  1. デプロイメントを実行します。IoA インストールスクリプトを実行します。

IoA インストールスクリプトの実行

IoA スクリプトを実行する方法

  1. PowerShell を管理者として開き、スクリプトディレクトリに移動し、実行ポリシーを調整して、スクリプトを実行します。

    コピー
    .\Register-TenableIOA.ps1
  2. 設定に関連するパラメーターを入力します。

    パラメーター 説明
    GPODisplayName イベントリスナーを登録するタスクを作成するのに使用される GPO の表示名。デフォルトは Tenable.ad です。
    TemporaryFolderLocation デプロイメント中の GPO バックアップ保存に使用される一時フォルダー。デフォルトは %TEMP%\Tenable.ad\ です。
    DomainControllerAddress デプロイ先のドメインコントローラーの FQDN または IP アドレス。ドメインコントローラーではないサーバーまたはワークステーションからスクリプトを実行する場合に指定します。省略した場合、ドメイン情報はローカルマシンから取得されます。
    DomainControllerOU ドメインコントローラーを包含してる組織単位の識別名。DC がデフォルト OU の外部に移動されている場合に指定します。たとえば、OU=Domain Controllers,DC=ROOT,DC=DOMAIN となります。
    TenableServiceAccount Tenable Identity Exposure によって使用されるサービスアカウントの名前。グループポリシーオブジェクトを読み取るための明示的なアクセス許可を必要とします。
    Uninstall イベントリスナーと WMI アクティブスクリプトコンシューマーをアンインストールし、イベントログの収集を停止します。デフォルトは false です。
    ConfigurationFileLocation GPO 設定の変更に使用されるファイルのパス。
    Target

    この登録スクリプトのターゲットとなるドメインコントローラーのコンマ区切りリスト。たとえば、 DC-ROOT1,DC-ROOT2 となります。このパラメーターは任意です。

    ヒント: 使用する場合は、リストに PDCE が含まれていることを確認してください。含まれていない場合、IoA のデプロイメントは失敗します。

    CleaningGPODisplayName イベントリスナーと WMI Active Script Consumer を削除するクリーンアップタスクの作成に使用される GPO の表示名。デフォルトは Tenable.ad cleaning です。
    EventLogsFileWriteFrequency 非 PDCE のドメインコントローラーの DFSR モードでイベントログファイルが生成される頻度 (秒単位)。デフォルトは 15 秒です。最大 300 秒 (5 分) まで設定できます。任意のパラメーターです。
    SmbShareLocation 「専用 SMB 共有」モードで PDCE を実行している場合の、SMB 共有ロケーションのディスクパス (絶対)。このフォルダーは Tenable Identity Exposure によって管理されます。デフォルトは C:\Tenable\IdentityExposure\IOALogs です。任意のパラメーターです。
    UseXmlEventRender リスナーに対してレガシー XML ベースのイベントレンダリングを有効にします。この方法は、値ベースのレンダラーよりも低速になりますが、安定しています。デフォルトでは無効になっています。
    OutputCertificate Tenable 証明書を現在のディレクトリに出力できるようにします (EDR/AV の許可リストに登録する必要がある場合に便利です)。このパラメーターは任意です。
    GetSignatureToWhitelist デプロイメント前に EDR/AV の許可リストに登録するために、デプロイされた listenerLauncher.ps1 スクリプトのハッシュ値を表示できるようにします。
    TimerInMinutes IoA デプロイメントの開始前の遅延を設定します (分単位)。インストール中にこのタイマーを使用すると、デプロイメントが開始される前にプロセスを停止できます。

IoA 証明書の有効性の維持管理

攻撃インジケーター (IoA) デプロイメントをアクティブかつ安全な状態を保つには、最新バージョンの IoA スクリプトを定期的に再デプロイする必要があります。このプロセスにより、Tenable Identity Exposure は現在の証明書の有効期限が切れる前に最新の Tenable コード署名証明書をインストールできます。

グループポリシーオブジェクト

攻撃インジケーター (IoA) インストールファイルをダウンロードして実行すると、IoA スクリプトにより、デフォルトで Tenable.ad という名前の新しいグループポリシーオブジェクト (GPO) が Active Directory (AD) データベースに作成されます。システムは、その Tenable Identity Exposure GPO を、すべてのドメインコントローラー (DC) を含んでいるドメインコントローラーの組織単位 (OU) にのみリンクします。この GPO の仕組みを使用して、新しいポリシーはすべての DC 間で自動的に複製されます。

関連項目