JSON を使用した Tenable Agent のデプロイ

インストール後に初めてエージェントを起動すると、エージェントは最初に環境変数が存在するかどうかをチェックし、次に config.json ファイルがあるかチェックします。エージェントの初回起動時に、エージェントはその情報を使用してマネージャーにリンクし、環境設定を行います。

config.json ファイルで Tenable Agent をデプロイするには

  1. config.json ファイルを設定します。

    注意: config.json は ASCII 形式である必要があります。PowerShell などの一部のツールは、デフォルトで他の形式のテストファイルを作成します。

  2. ご使用のオペレーティングシステム用の Tenable Agent インストールパッケージをダウンロードしてください。

  3. (Windows のみ) パッケージをインストールする前に、パッケージを変更して、インストール後にエージェントが自動的に起動しないようにする必要があります。これは、エージェントサービスを初めて起動するときに、エージェントが config.json ファイルを読み取る必要があるためです。

    パッケージを変更するには、次のコマンドを実行します。

    msiexec /i <agent package>.msi NESSUS_SERVICE_AUTOSTART=false /qn

  4. Tenable Agent をインストールします。詳細は、Windows での Tenable Agent のインストールmacOS での Tenable Agent のインストール、またはLinux での Tenable Agent のインストールを参照してください。

  5. (macOS のみ) Windows とは異なり、Tenable Agent をインストールする前に自動起動をオフにする方法はありません。したがって、config.json を追加してエージェントサービスを開始する前に、Tenable Agent を新しい状態にリセットする必要があります。

    macOS で Tenable Agent を新しい状態に戻し、config.json を検証し、config.json を適切なディレクトリに配置するには、次のコマンドを実行します。

    /Library/NessusAgent/run/sbin/nessuscli prepare-image --json=<path to json file>

    注意: Tenable Agent の自動起動は、Linux パッケージではデフォルトで無効になっています。したがって、Linux を使用している場合は、手順 3 と 5 を無視できます。
  6. config.json がまだない場合は、Tenable Agent ディレクトリに配置します。

    • Windows — C:\ProgramData\Tenable\Nessus Agent\nessus\config.json
    • macOS — /Library/NessusAgent/run/var/nessus/config.json
    • Linux — /opt/nessus_agent/var/nessus/config.json
  7. エージェントサービスを開始します。

  8. オペレーティングシステムに応じて、次のコマンドを実行して config.json 環境設定を検証します。

    • Windows — "C:\Program Files\Tenable\Nessus Agent\nessuscli.exe" fix --secure --list

    • macOS — /Library/NessusAgent/run/sbin/nessuscli fix --secure --list

    • Linux — /opt/nessus_agent/sbin/nessuscli fix --secure --list

    設定が正常に適用されたことを確認したら、リンク処理は完了です。