再同期の実行
再同期機能は、この資産の最新情報を取得するために、ネットワークとコントローラーに対して 1 つ以上のクエリを開始します。利用可能なすべてのクエリを実行することも、特定のクエリを実行することもできます。
以下は、再同期で利用可能なクエリです。
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バックプレーンスキャン — バックプレーン内のモジュールとその仕様を検出します。
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DNS スキャン — ネットワーク内の資産の DNS 名を検索します。
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詳細クエリ — コントローラーのハードウェアとファームウェアの詳細を取得します。結果は、[資産] > [コントローラーとモジュール] ページの [ファームウェア] フィールドに表示されます。
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識別クエリ — 複数のプロトコルを使用して、資産を識別します。
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NetBIOS クエリ — ネットワーク内の Windows マシンの分類と検出のために使用される NetBIOS ユニキャストパケットを送信します。
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SNMP クエリ (SNMP が有効な資産用) — SNMP が有効な資産の設定の詳細を取得します。
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状態 — 資産の現在のステータス (実行中、停止中、障害、不明、テスト) を検出します。
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ARP — ネットワークで検出された新しい IP の MAC アドレスを取得します。結果は [詳細] > [概要] セクションに表示されます。
特定の条件下で、[再同期] ボタンが無効になる可能性があります。考えられる理由は次のとおりです。
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デバイスに到達できないか、使用できるクエリがない
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アクティブクエリページで設定されたアクセス許可により、管理者以外のアカウントによる特定のクエリの開始が制限されている可能性がある
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この OT Security デプロイメントでは、クエリが有効になっていない
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[アクティブクエリ] > [手動] セクションのすべてのクエリが無効になっている
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資産にクエリ用の既知の IP アドレスがない
資産データの再同期の実行手順
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目的の資産の 資産詳細ページで、右上にある [再同期] をクリックします。
クエリのドロップダウンリストが表示されます。
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実行するクエリをクリックするか、[すべてのクエリを実行] をクリックして利用可能なすべてのクエリを実行します。
各クエリが実行されると、クエリのステータスを知らせる通知が表示されます。
クエリが終了するたびに、OT Security はその資産のシステムデータを新しいデータに基づいて更新します。