資産詳細の編集

OT Security は、内部データとネットワークでのアクティビティに基づいて、資産のタイプと名前を自動的に識別します。システムがこの情報を収集できない場合や自動識別が正確でないと思われる場合は、直接 UI から、または CSV ファイルをアップロードすることでこれらのパラメーターを編集できます。資産の一般的な説明とユニットの場所の説明を追加することもできます。

UI による資産詳細の編集

1 つの資産の資産詳細を編集するには、次のようにします。

  1. [インベントリ] で、[コントローラー] または [ネットワーク資産] をクリックします。

  2. 目的の資産を選択します。

  3. ヘッダーバーの [アクション] ボタンをクリックします。

  4. ドロップダウンリストから、[編集] を選択します。

    [資産詳細の編集] ウィンドウが開きます。

  5. [タイプ] フィールドで、ドロップダウンリストから資産タイプを選択します。

  6. [名前] フィールドに、OT Security UI で資産を識別するための名前を入力します。

  7. [重大度] フィールドに、システムにとってのこの資産の重大度レベルを入力します。

  8. [パデューレベル] フィールドに、資産タイプに基づいたパデューレベルを入力します。

  9. [バックプレーン] フィールド (コントローラー用) に、資産がインストールされているバックプレーンの名前を入力します。

  10. [場所] フィールドに、資産の場所の説明を入力します。これはオプションのフィールドです。データは、資産テーブルとこの資産の [資産詳細] 画面に表示されます。

  11. [説明] フィールドに、資産の説明を入力します。これはオプションのフィールドです。データは、この資産の [資産詳細] 画面に表示されます。

  12. [保存] をクリックします。

    編集した詳細がその資産に保存されます。

複数の資産の編集 (一括プロセス) 手順

  1. [インベントリ] で、[コントローラー] または [ネットワーク資産] をクリックします。

  2. 目的の各資産の横にあるチェックボックスを選択します。

    注意: または、目的の各資産をクリックしながら Shift キーを押すことで、複数の資産を選択できます。
  3. [一括アクション] メニューをクリックし、ドロップダウンリストから [編集] を選択します。

    [一括編集] 画面で、一括編集に利用できるパラメーターが表示されます。

  4. 編集する各パラメーター (タイプ、重大度、パデューレベル、ネットワークセグメント、場所、説明) の横にあるチェックボックスを選択します。

    注意: ネットワークセグメントを一括編集する場合、まず資産をタイプでフィルターし、次に一括編集する資産を選択します。複数の IP アドレスを持つ資産は、ネットワークセグメントの一括編集に含めることができません。各資産を手動で編集する必要があります。
  5. 各パラメーターを必要に応じて設定します。

    注意: [一括編集] フィールドに情報を入力すると、選択された資産の現在の内容が上書きされます。パラメーターの横のチェックボックスを選択して、選択を入力しない場合でも、そのパラメーターの現在の値は消去されます。
  6. [保存] をクリックします。

    資産が新しい設定で保存されます。

CSV のアップロードによる資産詳細の編集

この方法で資産詳細を編集すると、UI で手動で編集する代わりに、csv ファイルで数多くの資産を編集できます。この方法を使用して、タイプ、名前、重大度、パデューレベル、場所、説明、カスタムフィールドの詳細を編集できます。

CSV で資産詳細を編集する手順

  1. [インベントリ] で、[すべての資産][コントローラー][モジュール]、または [ネットワーク資産] をクリックします。

  2. [エクスポート] ボタンをクリックします。

    インベントリの csv ファイルがダウンロードされます。

  3. ダウンロードしたばかりのファイルに移動して開きます。

  4. セルの内容を変更して、編集可能なパラメーターを編集します(編集可能なパラメーターは、タイプ、名前、重大度、パデューレベル、場所、説明、カスタムフィールドです)。

    注意: 特定のオプションを必要とするパラメーター (タイプ、重大度、パデューレベルなど) には有効なデータを入力する必要があります。有効なデータでない場合、対応する資産は更新されません。
  5. ファイルを csv ファイルタイプとして保存します。

    注意: 変更した資産のみがシステムで更新されます。csv に含まれていない資産、または変更していない行は、システムで変更されません。また、この方法を使用して資産を削除することはできません。
  6. [ローカル設定] で、[環境構成] > [資産設定] に移動します。

    [資産設定] 画面が表示されます。

  7. [CSV を使用して資産の詳細をアップデート] セクションで、[アップロード] をクリックします。

  8. デバイスのナビゲーションプロンプトに従って、保存したばかりの csv ファイルをアップロードします。

    更新された行数を示す確認メッセージが表示されます。

    [CSV を使用して資産の詳細をアップデート] セクションの [最終アップロード日] ボックスが更新されます。

  9. アップロードの結果に関する詳細を確認するには、[CSV を使用して資産の詳細をアップデート] セクションで、[レポートのダウンロード] をクリックします。

    OT Security は、アップデートされた資産 ID とアップデートに失敗した資産 ID をリストした csv ファイルをダウンロードします。

資産の非表示

1 つ以上の資産を資産インベントリから非表示にすることができます。非表示にした資産は、インベントリに表示されず、グループから削除されます。ただし、非表示の資産のイベントとネットワークアクティビティは、引き続き表示されます。

非表示の資産は、[ローカル設定] > [環境設定] > [非表示の資産] ページから復元できます。

1 つ以上の資産を非表示にする手順

  1. [インベントリ] で、[コントローラー] または [ネットワーク資産] をクリックします。

  2. 削除する 1 つ以上の資産の横のチェックボックスを選択します。

  3. ヘッダーバーで、[アクション] をクリックします。

    メニューが表示されます。

  4. [資産を非表示にする] を選択します。

    [非表示の資産] ページが表示されます。

  5. (オプション) [コメント] ボックスで、資産に関するテキストコメントを追加します。

    注意: コメントは、[ローカル設定] > [環境設定] > [非表示の資産] ページの、削除された資産のリストで表示されます。
  6. [非表示] をクリックします。

    OT Security [インベントリ] ページと [グループ] ページで当該資産が非表示になります。