ソリューションアーキテクチャ
OT Security プラットフォームコンポーネント
OT Security ソリューションは次のコンポーネントで構成されています。
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ICP (OT Security アプライアンス)— このコンポーネントは、ネットワークから直接 (スパンポートやネットワークタップを介して)、または Tenable OT Security センサー (OT Security センサー) からのデータフィードを使用して (あるいはその両方)、ネットワークトラフィックを収集して分析します。ICP アプライアンスは、ネットワーク検出とアクティブクエリの両方の機能を実行します。
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OT Security センサー — これらは、対象のネットワークセグメントに (管理対象スイッチあたり最大 1 つ) デプロイできる小さなデバイスです。OT Security センサーは、すべてのトラフィックをキャプチャして、データを圧縮し、情報を OT Security アプライアンスに伝達することで、これらのネットワークセグメントを完全に可視化します。バージョン 3.14 以降のセンサーでは、それらのセンサーがデプロイされているネットワークセグメントにアクティブクエリを送信するよう設定できます。
ネットワークコンポーネント
OT Security は、以下のネットワークコンポーネントとのやり取りをサポートしています。
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OT Security ユーザー (管理) — ユーザーアカウントを作成して、OT Security 管理コンソールへのアクセスを制御できます。管理コンソールには、ブラウザ (Google Chrome) からセキュアソケットレイヤー認証 (HTTPS) でアクセスできます。
注意: OT Security ユーザーインターフェースには、最新バージョンの Chrome からのみアクセスできます。
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Active Directory サーバー — Active Directory などの LDAP サーバーを使用して、ユーザー認証情報をオプションで割り当てることができます。この場合、ユーザー権限は Active Directory で管理されます。
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SIEM — OT Security イベントログを Syslog プロトコルを使用して SIEM に送信します。
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SMTP サーバー — OT Security は、SMTP サーバーを介して、特定のグループの従業員に E メールでイベント通知を送信します。
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DNS サーバー — DNS サーバーを OT Security に統合して、資産名の解決を支援します。
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サードパーティアプリケーション — 外部アプリケーションは、REST API を使用して OT Security とやり取りしたり、他の特定の統合を使用してデータにアクセスしたりできます1。